土壌汚染の恐れが出ている東京・築地市場で２日から東京都による土壌調査が始まった。

　築地市場を巡ってはかつてドライクリーニング工場があった地域で土壌汚染の恐れがあるとの報告がまとめられている。さらに過去に行われた建設工事で条例上必要な土壌調査が行われていなかったことも判明したため、２日から４日間、１１１地点で土壌調査が行われることになった。土壌調査の結果は今月中に公表される予定。

　小池知事は、市場の表面はコンクリートなどで覆われ法令上は問題ないとしているが、調査結果は豊洲市場への移転判断にも影響を与える可能性もある。