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てるみくらぶ問題で観光庁がワーキングG

2017年4月29日 0:38

 格安旅行会社「てるみくらぶ」の経営破綻を受け、観光庁は旅行客を保護する制度の見直しなどを検討するワーキンググループを立ち上げた。

 先月、破綻した「てるみくらぶ」をめぐっては、旅行客向けの負債額が、約100億円にのぼるが、ほぼ全額が弁済されない見通し。これを受けて、観光庁は、業界団体の関係者や専門家とともに再発防止策を話し合うワーキンググループを立ち上げ28日、1回目の会合が行われた。

 ワーキンググループは、現在の弁済制度を補完する制度の導入や、企業の経営状態を監視するための方法について議論し、今年夏頃をめざして意見をとりまとめる方針。