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「日本遺産」に“忍者発祥の地”など17件

2017年4月28日 20:02
「日本遺産」に“忍者発祥の地”など17件

 地域の文化に歴史的な魅力を持たせ、観光振興などにつなげる「日本遺産」に、忍者発祥の地として知られる三重と滋賀の忍者の文化など17件が選ばれた。

 文化庁で28日に行われた認定証交付式では、今年選ばれた17件の「日本遺産」が発表され、認定証が渡された。

 「日本遺産」は、地域の文化に歴史的な魅力を持たせ観光振興などにつなげようと、文化庁が2015年から認定しているもの。今年は三重県伊賀市と滋賀県甲賀市の忍者の文化や、しょうゆ発祥の地といわれる和歌山県湯浅町の街並み、大分県の渓谷「耶馬溪」などが選ばれた。

 文化庁は2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて「日本遺産」を約100件、認定する予定。