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籠池氏、民進党会合に出席、自身の認識説明

2017年4月28日 18:41
籠池氏、民進党会合に出席、自身の認識説明

 森友学園への国有地売却をめぐる問題で、籠池前理事長は28日、民進党の会合に出席し、財務省との交渉に安倍首相の昭恵夫人がどう関与したと認識しているのか説明した。

 籠池氏は、財務省が交渉過程で昭恵夫人と森友学園との関わりを認識していて、それが結果に結びついたと主張した。

 籠池前理事長「当時の財務省の担当者には当時から私が交渉経緯を昭恵夫人に報告していることをお伝えしていましたので、財務省の方もこのことは当然認識しているものと思われます。(昭恵夫人が)名誉校長になっていただいたということがはやく、ある時期からはやく、土地についてスピーディーに物事が動いたのではないかなと」

 そして、籠池氏は焦点となっている国有地の取引と昭恵夫人との関わりについて「非常に関わりがあると認識している」と述べた。

 籠池前理事長「(寄付を)100万いただいた時に安倍昭恵夫人の方は私に、『1人でさせてすいません』という言葉をいただいて。ということは、『籠池さん、あんただけにまかせていてごめんね』と『私たちは今まで何もできなかったけど、ここで100万円の寄付をするわね』っていうふうな意味だというふうに認識します」「やっぱりこの事柄には、関わりは非常にあるんだろうというふうに認識しています」

 連休明けには国会で、安倍首相も出席する集中審議が行われる。野党側はこの場で、安倍首相や財務省に対して、これまでの説明と籠池氏の証言との食い違いについて徹底的に追及する方針。