森友学園系列の保育園で保育士が不足していて存続が危ぶまれている問題。２０日は大阪市が定める人材確保の計画の提出期限で、午後、園長の籠池諄子氏が大阪市に説明にやってきた。

　今回問題となった保育園では１日最低６人の保育士が勤務する必要があるが、今月、規定を満たしていないことが発覚した。吉村大阪市長は会見で、納得のいく説明がなければ、２１日付で「改善勧告」を出し、最終的には保育園を休園させる「事業停止命令」に踏み切る考えを示した。また、大阪市は、転園を希望する保護者に対しては、優先的に他の園に入所できるよう対応する方針を示すとしている。

　２１日朝、保護者の中には「いったい何がどうなっているのか全く分からない」と不安を漏らす方がいた。保護者と子供たちを混乱させず、負担を与えない方策が必要。