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SNSで犯罪被害の児童、過去最多に

2017年4月20日 13:56
SNSで犯罪被害の児童、過去最多に

 去年1年間にツイッターなどのSNSの利用がきっかけで犯罪の被害にあった子どもが過去最多を更新したことが、警察庁のまとめでわかった。

 警察庁のまとめによると、去年1年間にSNSを利用して犯罪の被害にあった18歳未満の子どもは1736人にのぼり、過去最高だった2015年を更新した。16歳と17歳が全体の約半数を占め、9歳の女子児童が被害にあうケースもあった。

 被害で最も多かったのは青少年保護育成条例違反の淫行などで、全体の38%、次いで児童ポルノが32%、児童買春が25%となっている。

 SNS別では、ツイッターの446人が最多で、2015年と比べほぼ倍増した。警察庁は近く、SNS事業者による協議会の設立を呼びかけ、民間とも連携しながら被害の防止に取り組む方針。