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4原発・5原子炉の廃炉作業計画を認可

2017年4月19日 15:52
4原発・5原子炉の廃炉作業計画を認可

 原子力規制委員会は19日、福井県の敦賀原発1号機など4つの原発の5つの原子炉について廃炉の作業工程についての計画を認可した。

 原子力規制委員会が廃炉に向けた作業工程の「廃止措置計画」を認可したのは、九州電力の玄海原発1号機、日本原子力発電の敦賀原発1号機、関西電力の美浜原発1号機・2号機、中国電力の島根原発1号機。

 各電力会社から提出された廃止措置計画について、原子力規制委員会でこれまで、作業の安全性や放射性廃棄物の処理、必要な資金の確保状況について審議してきたが、いずれも適切だとした。

 福井県の美浜原発1号機の計画では、廃炉に約30年かかり、費用は323億円に上るという。