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「春の嵐」各地で被害 19日も“夏日”に

2017年4月18日 20:00
「春の嵐」各地で被害 19日も“夏日”に

 18日、大雨や強風など各地で「春の嵐」となった。

 北海道留寿都村では猛烈な風に襲われ、家の屋根が吹き飛ばされたほか、電線が垂れ下がったり、電柱が根元から曲がったりした。

 山形県酒田市の神社では、高さ約5メートルの鳥居が強風でなぎ倒され、無残な姿に。

 風だけでなく、大雨の影響も。静岡県下田市では、山からあふれた水で道路が冠水し、一部の車が通行できなくなった。

 神奈川県横浜市では傘を裏返すほどの強風が吹き、交通機関にも影響が出た。埼玉県朝霞市では駅へと続く通路が人で埋め尽くされた様子が見られた。

 JR東日本によると、強風の影響により、京葉線や武蔵野線などで一部の列車に運休や遅れが発生。約4万9000人に影響がでたという。

 日中は各地で被害をもたらした雨雲はぬけて、関東地方では気温が上昇。19日も都心では気温が上がり、4日連続の夏日になる見込み。