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北朝鮮軍事パレードで“最新兵器開発”強調

2017年4月15日 12:11

 北朝鮮は15日、金正恩委員長の祖父、故・金日成主席の生誕105年の記念日を迎えた。節目にあわせた挑発が警戒される中、平壌では金委員長が出席し軍事パレードが行われている。

 軍事パレードは午前10時頃から平壌中心部で始まり、金委員長は黒塗りの車で登場し演壇へあがった。故・金日成主席の誕生日は北朝鮮最大の祝日で、105回目の節目である15日は国を挙げての祝賀行事が行われ、国が発展し体制が結束していることが内外にアピールされる一方で、新たな核実験などの挑発が警戒されている。

 崔竜海副委員長「(北朝鮮は)東方の核強国、アジアのロケットの盟主国として銃声を響かせている」

 また演説では、経済制裁に屈さず最新兵器をさらに開発する姿勢が強調され、アメリカからの圧力について「全面戦争には全面戦争で、核戦争には核攻撃で対抗する」と対決姿勢を強めている。