選手1人腕骨折 現場近くから手紙…独爆発
サッカー日本代表の香川真司選手が所属するドイツのプロチーム「ドルトムント」のバスの近くで起きた爆発事件で、警察は11日、サッカーチームを狙った攻撃との見方を示した。
爆発があったのは日本時間12日午前2時過ぎで、バスは、ヨーロッパチャンピオンズリーグの試合会場に向かう途中だった。爆発はバスの近くで3回起きて、スペイン人の選手が右腕の骨を折る重傷を負った。香川選手もバスに乗っていたが、無事だったという。
事件を受けて、試合は翌日に延期された。地元警察は11日、会見で「ドルトムントのチームを狙った犯行とみている」として、爆発はサッカーチームを狙った攻撃との見方を示した。
爆発物は、駐車場の近くに隠されていたほか、現場近くで手紙が見つかったということで、警察が詳しく調べている。