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露・プーチン大統領、シリア問題で米を批判

2017年4月12日 2:30

 ロシアのプーチン大統領が11日、アメリカによるシリア軍への攻撃後、初めて記者団の前で発言し、「シリアでの化学兵器使用は、アサド政権に責任をなすりつけるために計画された挑発行為だったとの報告を情報当局から受けた」と述べ、アメリカを批判した。

 一方、イタリアで開かれていたG7(=主要7か国)外相会合は11日に閉幕し、シリアの内戦終結のためロシアに協力を促す共同声明を発表した。アメリカのティラーソン国務長官はそのままロシア入りしていて、ロシア側に対応を迫るものとみられる。