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最新鋭ヘリ4代目「ちどり」東京消防庁に

2017年4月11日 15:42
最新鋭ヘリ4代目「ちどり」東京消防庁に

 高いホバリング能力や1000キロを超える航続距離をもつ最新鋭の消防ヘリが東京消防庁に導入された。

 東京消防庁の航空隊に新たに導入された消防ヘリ、4代目の「ちどり」は旧型に比べ、空中でとどまるホバリング能力が高く、より広い機内スペースを持つのが特徴。また、馬力が2倍あまりに向上し、航続距離も約200キロ以上伸びて1000キロ以上の飛行が可能。

 こうした性能の向上により都心の高層ビルや山岳地での活動のほか、伊豆諸島の八丈島より南の青ヶ島までなら給油なしで往復が可能で島しょ地域での救急活動にも対応できるという。

 東京消防庁の消防ヘリは大型機を含め現在8機あり1967年の導入以来、50年間、無事故で活動を続けている。