「平川動物公園」オスのチンパンジー誕生♪
飼育頭数が減っているチンパンジー。鹿児島の動物公園で赤ちゃんが誕生した。
8日朝、鹿児島市の平川動物公園では体重約2000グラムのオスが生まれた。チンパンジーの赤ちゃんが生まれたのは1972年の開園以来、初めて。これでオス3頭、メス3頭の計6頭になった。
チンパンジーは国際自然保護連合が絶滅危惧種に指定していて、国内での飼育頭数は1997年の388頭をピークに年々減っている。
園ではチンパンジーの繁殖を目指し、生態の研究を重ねてきた。お母さんは赤ちゃんにおっぱいをあげるなど順調に育児をしているということで、園では今後の様子を見ながら一般公開の日程を決めたいとしている。