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“円安”輸出関連株中心に買い 133円高

2017年4月10日 16:07
“円安”輸出関連株中心に買い 133円高

 10日の東京株式市場で日経平均株価は値を上げた。終値は先週末比133円25銭高の1万8797円88銭。

 円相場が1ドル=111円台半ばと円安方向に傾いたため、輸出関連株を中心に幅広い銘柄が買われた。一方で、売買の手がかりとなる新規の判断材料が少ないうえ、北朝鮮で今週、政治的行事が続くことから核実験やミサイル発射の可能性も指摘されており、市場には様子見ムードが広がっていて、積極的な売買は控えられた。

 東証1部の売買代金は概算で1兆9299億円と3月15日以来約1か月ぶりに取引の活況の目安とされる2兆円を下回った。売買高は概算で17億3234万株。