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北、米のシリア攻撃に反発 核開発継続強調

2017年4月9日 15:46

 北朝鮮がアメリカによるシリア軍への攻撃について「それに驚く我々ではない」と反発し、核・ミサイル開発を継続する姿勢を強調した。

 今回、軍事攻撃に踏み切ったアメリカには、強硬姿勢を見せることで北朝鮮をけん制する狙いがあったとみられるが、北朝鮮の外務省は8日に談話を発表し「攻撃は明白な侵略行為だ」と非難した上で次のように反発した。

 朝鮮中央テレビ「一部では、今回のシリアへの攻撃が我々への警告だと騒いでいるが、それに驚く我々ではない」

 さらに「アメリカは核兵器を持たない国だけ選んで攻撃をし続けてきた」と主張した。

 また、「この現実は、力には力で立ち向かうべきで、核戦力を強化してきたわれわれの選択が正しかったことを実証している」として自らの核・ミサイル開発を正当化し、今後も開発を継続する姿勢を強調した。