配偶者からの暴力、いわゆるＤＶの事案について去年１年間の相談や検挙の数はともに過去最多となったことがわかった。

　警察庁によると、去年１年間に全国の警察が受けたＤＶの相談件数は６万９９０８件、検挙件数は８３８７件で、いずれも過去最多となった。男性からの相談も増えていて、初めて１万件を超えたという。一方、ストーカーについての相談は２万２７３７件で、４年連続で２万件を超え、検挙は２６０５件と過去最多となった。

　今年１月からは改正ストーカー規制法が施行され、ＳＮＳでのメッセージの連続送信なども禁止行為の対象となったが、２月末までに、こうした行為で１７人が逮捕されたという。