４日午前、陸上自衛隊の湯布院駐屯地（大分県）を離陸した訓練中のヘリコプターから、ライトのカバー１個が落下した可能性があることが分かった。被害の情報は確認されていない。

　落下した可能性があるのは、陸上自衛隊第４飛行隊の観測ヘリコプターに設置されたプラスチック製のライトのカバーで、重さは約２０グラム。陸上自衛隊第４師団によると、ヘリコプターは偵察訓練のため、４日午前１１時３０分頃に湯布院駐屯地を離陸し、大分県佐伯市上空まで飛行したあと、午後０時５０分頃に駐屯地に着陸した。そして、着陸後に隊員が機体を点検したところ、ライトのカバーがなくなっているのが確認されたという。

　陸上自衛隊では、飛行中に落下した可能性があるとして探しているが、今のところ被害の情報は入っていないという。