先進技術搭載車に呼称 政府が普及へ
高齢ドライバーによる事故が相次ぐ中、政府は、自動ブレーキなど先進的な技術を搭載した車を「セーフティ・サポートカーS」と名付け、普及を進めていくことを決めた。
全国で相次ぐ高齢ドライバーによる事故を防ぐため政府の関係省庁会議は、先進的な技術を搭載した車の普及が必要と報告した。自動ブレーキやペダルの踏み間違いによる急発進を防止する装置など、先進的な技術を搭載した車を、「セーフティ・サポートカーS」または、略称の「サポカーS」と名付け普及を進めていくとしている。
こうした先進技術が搭載されている新車の割合は50%に満たないのが現状で、特に高齢者からは「試乗して機能を体験してから購入を検討したい」という声が多いという。
政府は自動車販売店や教習所で試乗できる機会を増やしていきたいとしている。