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73円高 日銀短観、市場予想下回り重荷に

2017年4月3日 16:09
73円高 日銀短観、市場予想下回り重荷に

 3日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに値を上げた。終値は先週末比73円97銭高の1万8983円23銭だった。

 株価は先週末までの2日間で300円以上、値下がりし、心理的な節目の1万9000円を割り込んでいたため、3日は割安になった銘柄に買い注文が入った。上げ幅は一時、150円を超え、1万9000円を回復する場面もあった。ただ、3日朝に発表された日銀の短観は企業の景況感を示す指数が2期連続で改善したものの、市場の予想を下回っており、相場の重荷となった。

 東証1部の売買代金は概算で2兆2691億円、売買高は概算で20億1502万株。