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エアバッグ問題 5社が100万台リコール

2017年3月30日 20:36

 タカタ製エアバッグの異常破裂問題を受け、トヨタ自動車など国内メーカー4社とベンツの日本法人の計5社は30日、計100万台近くのリコールを国土交通省に届け出た。

 国土交通省によると、タカタ製エアバッグの異常破裂問題を受け、トヨタ自動車と富士重工業、三菱自動車、日野自動車の国内4つの自動車メーカーと、ベンツの日本法人からリコールの届け出があった。

 主な対象はトヨタ自動車の「カローラアクシオ」や「カローラフィールダー」など15車種約75万台、富士重工業が製造するスバルの「レガシィ」や「インプレッサ」など4車種約18万台、三菱自動車の「デリカ」や「パジェロ」など4車種約6万台。

 これらは、事故を防ぐため、劣化を防ぐ乾燥剤が入っていないタカタ製エアバッグを搭載した全ての車種について予防的にリコールするよう、国土交通省が指導したことを受けた措置。