小池知事が初めて編成した来年度の予算案が３０日午後、都議会の本会議で可決・成立した。

　３０日の都議会の本会議で、小池知事が初めて編成した来年度予算案の採決が行われ、全会一致で可決・成立した。

　２０１７年度の一般会計予算規模は６兆９５４０億円で、事業見直しでムダを削る一方、待機児童対策に約４００億円増やすなど、知事の重点政策には大幅に予算を上乗せする『メリハリ』をつけたのが特徴。

　一方、豊洲市場の移転問題をめぐり、都議会自民党が小池知事に対し移転の早期決断などを求める動議を提出したが、公明党をはじめとした各会派の反対により否決された。