青森県の八甲田では、冬の間閉鎖されていた国道１０３号、通称「八甲田・十和田ゴールドライン」を歩く八甲田ウォークが行われ、参加した人たちが美しい雪の回廊を楽しんだ。

　八甲田ウォークは貫通したばかりの八甲田・十和田ゴールドラインを歩いて楽しむ催しで、３０日と３１日の２日間行われる。初日の３０日は北海道や東京、それに香港などから参加した３６０人が冬の間、閉鎖されていた８キロの区間を歩いた。

　今年は黄砂の影響もなく、高いところでは８メートルもある真っ白な雪の回廊が続いている。参加した人たちは雪の壁に触ったり、回廊の上から雄大な景色を眺めるなどしながら春の息吹を感じ取っていた。

　八甲田・十和田ゴールドラインは、来月１日から車が通れるようになり春の観光シーズンが始まる。