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ダウ42ドル安 金融関連株中心に売り注文

2017年3月30日 7:22

 29日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は金融関連株を中心に売り注文が広がり、42ドルあまり値を下げて取引きを終えた。

 29日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は前の日の終値から42ドル18セント値を下げ2万659ドル32セントで取引を終えた。ハイテク株が中心のナスダック総合指数は22.41ポイント上げて5897.55となっている。

 前の日、150ドルと大幅に値を上げた事で、この日は取引開始直後に利益確定の売り注文が広がった。さらに、金利の低下を受けゴールドマン・サックスなど金融関連株が大きく値を下げた。

 市場関係者は「明日以降、トランプ政権の税制改革をめぐる議論が本格化する。公約である大幅減税などが実現するのか市場は注目している」と話している。