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運航体制改善を指示 日本航空を厳重注意

2017年3月28日 18:55
運航体制改善を指示 日本航空を厳重注意

 定員オーバーの状態で運航を開始した日本航空が厳重注意処分を受けた。

 国土交通省航空局は、日本航空が定員オーバーの状態で運航を始めたことなどが「航空保安及び運航の安全上極めて遺憾」だとして、28日午後、会社幹部を呼び、厳重注意とする文書を渡した。

 日本航空は、今月21日、パリの空港で、誤って発券した同じチケットで2人の乗客を搭乗させた上、定員より1人多い状態のまま駐機場を離れ、運航を開始していた。

 国土交通省は、運航体制の改善を指示すると共に、来月11日までに再発防止策を報告するよう求めている。