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“定員オーバー”日本航空を厳重注意へ

2017年3月28日 4:22
“定員オーバー”日本航空を厳重注意へ

 フランス・パリ発の日本航空機が定員オーバーの状態で駐機場を離れた問題で、国土交通省は28日、日本航空を厳重注意とする方針を固めた。

 この問題は今月21日、パリのシャルル・ドゴール空港で、日本航空が羽田行きの便に乗ろうとした2人の乗客に対し、誤って同じチケットを発券した上、搭乗ゲートでもミスに気づかず搭乗させたもの。このため、機内は定員より1人多い状態だったが、機体は離陸に向け、駐機場を離れてしまったという。

 座っていない乗客がいる状態で機体の移動を開始したことなどを重くみて、国土交通省は28日、日本航空の担当者を呼び、厳重注意とする方針。