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籠池氏、証人喚問での発言を会見で訂正

2017年3月23日 23:04
籠池氏、証人喚問での発言を会見で訂正

 籠池理事長は、都内の日本外国特派員協会で記者会見し、「安倍晋三記念小学校」の名前で寄付金を募っていた期間について、第2次安倍政権発足後も募っていたと、証人喚問での発言を訂正した。

 森友学園・籠池理事長「安倍晋三記念小学校という名前の寄付用紙があるんだと。その寄付用紙よって寄付が行われていたと。それはいつからいつ頃までなんだという質問があったわけですが、私の頭の中で混乱がありましたので訂正して申し上げます」

 23日の証人喚問で籠池理事長は「安倍晋三記念小学校」と称して寄付金を募っていた期間について、第2次安倍内閣が発足した2012年12月より前には使用を止めたと説明していた。

 しかし、証人喚問後の記者会見では、第2次安倍内閣発足後の2014年3月以降も、寄付金を募っていたと発言を訂正した。

 昭恵夫人の指示を受けて使用をやめたということだが、大量に送っていたため、きちんと止めることができなかったという。

 その上で、籠池理事長は、「私だけがトカゲの尻尾切りにされるのではなく、ほかの関係者も国会に呼び、真相究明をしていただきたい」と訴えた。

 また、自らが経営し、子供たちが教育勅語を朗読する塚本幼稚園の教育方針についても質問が相次いだが、「日本の歴史教科書は偏ったことがあって、正しいことを教えられていない。正しい歴史観を教えてあげないといけない」などと説明した。