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“名指し批判”松井府知事「逆恨みやめて」

2017年3月23日 18:14
“名指し批判”松井府知事「逆恨みやめて」

 国会で行われた大阪の学校法人・森友学園の籠池理事長の証人喚問で、籠池理事長から激しく批判された大阪府の松井知事の反応。

 松井知事だが、23日は「公務がない」という理由で大阪府庁には来ていない。報道各社から改めて取材要請をしたが、一貫して23日の取材を拒否している。

 23日の証人喚問で、籠池理事長は「大阪府の松井知事に、はしごを外された」と、名指しで激しく批判した。これに対し、松井知事はツイッターで「申請書類に虚偽記載が濃厚となれば、手続きを見直すのは当然です。逆恨みはやめていただきたいものです」と従来の主張を繰り返した。しかし、証人喚問をうけて報道各社から、改めて取材要請をしたが、これには一貫して応じなかった。

 一方、日本維新の会の浅田均参議院議員は、松井知事の証人喚問を求め、松井知事はこれまでの取材に対し応じる姿勢を示している。

 また、23日午前、大阪府議会では私学審議会の梶田会長の参考人招致が行われ、梶田会長は小学校の設置認可の審査について「政治家からも、近畿財務局からも、文科省からも、圧力や働きかけはなかった」と証言した。

 松井知事は取材には応じないものの、23日午後6時すぎごろには書面でコメントを出すことにしている。この中でどのような主張を展開するのか、注目される。