春を迎えるこれからの時期、自転車事故が増えるため、ＮＩＴＥ（＝製品評価技術基盤機構）が、定期的に点検を行い正しい乗り方で乗るよう呼びかけている。

　ＮＩＴＥによると、自転車の前輪に傘が巻き込まれるなどの事故は２０１５年度までの５年間で４０５件発生し、このうち１５１件が骨折や歯を折るなどの重傷事故だった。

　年齢別では１０代の事故が最も多く、月別では４月と５月が特に多いという。

　ＮＩＴＥは、自転車のハンドル部分にモノをぶら下げないこと、スポーツ自転車は前輪の固定を確認すること、チェーンやペダルなどが正しく取り付けられているか定期的に点検するよう呼びかけている。