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ブラジル食肉問題“健康上問題ない”厚労省

2017年3月22日 13:17

 ブラジルの食肉加工業者21社が検査官に賄賂を払って検査を免れ、衛生基準を満たさない食肉を販売した疑いで家宅捜索を受けた。21社のうちの1社は輸出先に日本が含まれている。

 一方、厚生労働省によると、日本へ鶏肉を輸出していた1社は衛生上の問題ではなく、会計上の不正操作で摘発されていて、この業者から輸入された鶏肉を食べたとしても、健康上の問題はないと認識しているという。

 また厚生労働省はブラジル当局が特別監査を進めるため、今後、摘発された21社から輸入される鶏肉については、検疫所にとどめおく保留措置を取ることにしている。