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海自最大“ヘリ空母型”護衛艦「かが」就役

2017年3月22日 12:42
海自最大“ヘリ空母型”護衛艦「かが」就役

 海上自衛隊最大の「ヘリ空母」型の護衛艦「かが」が22日、就役した。

 護衛艦「かが」は全長248メートルで広い甲板を持ち、哨戒用ヘリコプターなどを最大14機搭載できる「ヘリ空母」型。高性能のソナーを装備するなど潜水艦などを捜し出す能力が高いことが特徴。

 今後、陸上自衛隊が導入する新型輸送機オスプレイを離着陸させることも可能で、離島防衛や災害救援での洋上の「司令塔」として作戦の中枢を担うことになる。

 こうした「ヘリ空母型の護衛艦」は4隻目で、防衛省では日本周辺で活動を活発化させる中国の潜水艦などを念頭に海上防衛の強化をはかる方針。