東京オリンピックでゴルフ競技が開催される霞ヶ関カンツリー倶楽部が、これまで認めていなかった女性の正会員を認めるよう、規則を変えることを決めた。

　２０２０年東京オリンピックのゴルフ会場になった埼玉県の霞ヶ関カンツリー倶楽部は、女性の正会員は認めないとする規則を定めていて、男女平等を掲げるＩＯＣ（＝国際オリンピック委員会）などが見直しを求めていた。

　２０日、クラブ側は臨時の理事会を開き、全会一致でこの規則を見直すことを決めた。クラブ側は、「これまでも男女差別のない運営をしてきた」とした上で、「世界的な時代の流れを鑑みて、女性の道を開く」ため、「自主的に改定の判断をした」などとコメントしている。