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北朝鮮 新型ロケットエンジンの燃焼実験

2017年3月19日 11:51

 北朝鮮の国営メディアは金正恩委員長が新型ロケットエンジンの燃焼実験を視察したと報じた。

 19日付けの労働新聞は北西部・東倉里のミサイル発射施設で、金委員長がこれまでよりも推進力が大きい新型の高出力エンジンの燃焼実験を視察したと伝えた。実験は成功し、人工衛星の運搬能力がさらに高まったとしている。

 金委員長は「きょうの勝利がいかなる意義を持つのか、世界が間もなく目の当たりにする」と述べ、このエンジンを使った事実上の長距離弾道ミサイルの発射実験が行われる可能性を示唆した。

 現在行われている米韓合同軍事演習や北朝鮮への圧力を強めるアメリカのトランプ政権をけん制する狙いがあるとみられる。