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別の生徒への恨みか 南仏の高校で生徒発砲

2017年3月17日 8:09

 フランス南東部の高校で16日、武装した男子生徒が校長らに向かって発砲し、7人がケガをした。捜査当局は、別の生徒への恨みから犯行に及んだ可能性があるとみて捜査している。

 事件があったのはフランス南東部グラースにある公立高校。内務省などによると16日昼ごろ、この高校に通う17歳の男子生徒が校長らに向かって発砲し、校長と生徒計7人が軽いケガをしたという。男子生徒は複数の銃と手りゅう弾で武装していた。

 検察によると発砲した生徒は当時、仲が悪かった別の生徒を捜していて、武装に気づいた校長が止めに入ったところ発砲したという。

 捜査当局は男子生徒を拘束し、別の生徒への恨みが犯行の動機となった可能性もあるとみて調べを進めている。