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シリア首都でまた爆弾テロ 39人死亡

2017年3月16日 1:56

 シリアの首都ダマスカスで15日、また爆弾テロがあり、少なくとも39人が死亡、多くの負傷者が出ている。

 国営メディアによると、ダマスカス中心部の裁判所で15日、爆発物を身につけていた男が自爆した。イギリスに拠点を置くシリア人権監視団によると、この自爆テロで少なくとも39人が死亡、50人以上がケガをしたという。犠牲者の大半は民間人とみられている。

 また同じ日、ダマスカスの別の地区にあるレストランでも自爆テロがあり、複数の負傷者が出たという。

 ダマスカスでは、今月11日にも、少なくとも74人が死亡した大規模な爆弾テロが起きたばかりだった。

 シリアでは過激派組織「イスラム国」や、アサド政権を敵視するイスラム過激派組織「シリア解放機構」が、爆弾テロを繰り返している。