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中国 全人代閉幕「習主席“核心”誇りに」

2017年3月15日 13:21

 中国の国会にあたる全人代(=全国人民代表大会)が15日、閉幕した。閉幕時の演説で共産党幹部は、「習近平国家主席が党の核心となったことを誇りに思う」と強調した。

 全人代最終日の15日は、今年の経済成長率目標を6.5%に引き下げた政府方針や予算案などが採択された。いずれの採決でも去年より反対や棄権票が減っていて、習近平主席への権力集中が投票結果でも色濃く表れた形。

 閉幕にあたって張徳江全人代常務委員長は、最高指導部が入れ替わる今年秋の党大会の重要性に触れ、「習主席が党、軍、全民族の威信を高め、核心となったことを誇りに思う」と強調した。