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蓮舫代表“30年代原発ゼロ”前倒し目指す

2017年3月12日 20:14
蓮舫代表“30年代原発ゼロ”前倒し目指す

 民進党の蓮舫代表は自身の代表就任以来、初めてとなる定期党大会で党が掲げている、「2030年代」原発ゼロについて前倒しを目指す考えを示した。

 蓮舫代表は当初、次の衆議院選挙も見据え「2030年代」という幅のある表現ではなく「2030年」と明確に前倒すことで自民党との違いを打ち出したい考えだった。

 蓮舫代表「再稼働まっしぐら原発依存へ逆戻りの現政権とは違う未来を、私たち民進党は描いていこうじゃないでしょうか」

 しかし、最大の支持団体「連合」や党内から反発が出たため「1日も早く原発をゼロにする」と前倒しを目指す表現にとどまった。一方で、蓮舫代表は政権交代に向けた決意を強調した。

 蓮舫代表「私の政治人生すべてをかけて、この民進党で共生社会をしっかりと政権交代で実現していきたい」

 「もう1つの選択肢を示す」と訴えた蓮舫代表。森友学園や南スーダンの問題など安倍政権を追及する材料はある中で、国民の支持と理解を得られるかが最大の課題となる。