×

春先取り!「ひと足早いお花見」はココで

2017年3月8日 15:37
春先取り!「ひと足早いお花見」はココで

 今年の東京の桜開花予想日は3月22日ですが、実は、この時期でもでもちょっと変わった形で桜を楽しむことができるんです。“ひと足早いお花見”を奥村莉子ちゃんが取材しました。


■五感で楽しむ「桜のアート」

 まずは東京・日本橋「コレド室町」。いま、ここではお花見のアートイベント「FLOWERS by NAKED 2017 -立春-」が開催中です。展示されているのは春の花のオブジェ。そして、プロジェクションマッピングが場内を華麗に彩っています。

 さらに、縦2メートル×横3メートルの巨大な本も。映し出されるのは様々な春の花。そして、クライマックスでは、本から花が飛び出していくような繊細な映像が楽しめます。そして、会場にはダンサーも登場。動きに合わせて映像が出現します。

 莉子ちゃん「ダンサーの方の動きに合わせて、映像が変わってきました。桜の花びらがいっぱい舞っています」

 また、会場には、大きさ約6メートルのピンクと白の紙で作られた巨大な桜のオブジェがありました。イメージしているのはしだれ桜だといいます。しだれ桜がまるで風で揺らいでいるかのような表情を見せました。

 莉子ちゃん「こんな花見初めてです。いままでの花見は普通に桜を見るだけだったんですけど、音楽や光が合わさることで、五感で楽しんでいる感じがします」


■プロが開花を調整すると―

 続いては、銀座のど真ん中「銀座プレイス」カフェのテラス席には―

 「ここでは、銀座の景色と桜を楽しむことができるんです。ちょっと咲いているけど、まだつぼみが多いですね」

 こちらにあったのは「早く咲いた本物の桜」。お茶をしながら、ちょっと早いお花見が楽しめます。取材した3月2日は、まだつぼみが多かったのですが、7日に再び訪ねてみると7分咲きほどに。10日に満開を迎えるように調整されています。また屋内の桜はほぼ満開に。早めの桜をカメラに収める人もいました。

 この、早く咲く桜を手がけたのは日本で唯一、桜の開花を調整できる職人集団。全国から集めた桜を温室で緻密に温度管理し、3月上旬に桜を満開にさせるのです。


■VRで名所探訪

 一方、ちょっと変わったお花見を提供しているのは、気象情報会社・ウェザーニューズ。

 ウェザーニューズ畠山さん「こちらで見ることができます」

 莉子ちゃん「ハコですか?」

 莉子ちゃんがさっそくハコをのぞいてみると―

 「満開の桜だ、手が届きそう」

 桜の名所をバーチャルリアリティーでお花見できるサービス。これを使えば、お花見の下見にも最適ですね。