７日、地下鉄の駅構内でサリンがまかれたとの想定で、警視庁と鉄道会社などが合同訓練を行った。

　訓練は東京・豊島区の都営地下鉄「西巣鴨駅」の構内で、テロリストがサリンをまいた想定で行われた。駅職員がすぐに乗客を避難誘導し現場を封鎖すると、駆けつけた警視庁の化学防護部隊がまかれたサリンを撤去し除染した。

　２０２０年の東京オリンピック・パラリンピックに向け警視庁は、公共交通機関とも連携しテロ対策を進めるとしている。