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氷川きよし、30代最後に歌えることに意味

2017年3月6日 21:30
氷川きよし、30代最後に歌えることに意味

 演歌歌手の氷川きよし(39)が6日、東京・JR新橋駅前のSL広場で新曲「男の絶唱」(7日発売)のリリース記念イベントを開催した。

 SL広場でイベントを行うのは、約4年ぶり3度目。約5000人が見守る中、新曲や「きよしのズンドコ節」など6曲を歌い上げた。
 新曲は30枚目のシングル。「この作品が本当に好きで、30代の最後にこの作品を歌えることは意味があることだと思って、作品を作ってくださった先生方にも感謝しています」というゾッコンの1曲でもあり、「もう思い残すことはありません。すべてが含まれた作品です」とユーモアを交えてアピールした。

 「鬼も蛇も出る♪」という歌い出しの歌詞を最初に見たときは「本当にすごいな」と感銘を受けたそうで、アルバムの収録曲として歌ったところ「心をつかまれました」と氷川。その結果、シングル曲としてリリースすることが決定した。

 新曲に対する思い入れは並々ならぬものがあり、「男の決意やこうやって生きていこうという思想みたいなものが入っている曲なので、皆さんの応援歌として、苦難や壁にぶち当たったときに思い出して、乗り越えて生きていこうという気持ちになっていただければうれしいと思います」と、きりり。「40代になったら、多少人生を歌いたいですね」と誓った。