東日本大震災後、仮設店舗で営業していた宮城県南三陸町の「さんさん商店街」が、３日に町の中心部に移転オープンした。

　３日は、オープニングセレモニーが行われ、新たな商店街のスタートを祝った。南三陸町の「さんさん商店街」は被災した飲食店などが集まり、去年末まで仮設店舗で営業していたが、１．５キロほど離れたかつての町の中心部に３日、移転オープンした。

　三陸ならではの新鮮な海産物が売り物で、鮮魚店や飲食店など２８の店舗が軒を連ねている。新たにスタートした「さんさん商店街」、より確かな復興のシンボルとして今後の賑わいに期待がかかる。