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バブル期並み高水準 1月の有効求人倍率

2017年3月3日 10:31
バブル期並み高水準 1月の有効求人倍率

 今年1月の有効求人倍率は1.43倍で、バブル期並みの高い水準が続いている。

 厚生労働省によると、仕事を求める人1人に何人の求人があるかを示す1月の有効求人倍率は、1.43倍となった。25年5か月ぶりに高い水準となった去年12月と同じで、バブル期並みの高水準となっている。厚生労働省は、緩やかな景気の改善が続いているためではと分析している。

 一方、1月の完全失業率は前月から0.1ポイント改善し、3.0%だった。総務省統計局によると、建設業などで男性の就業者が増える一方、会社の都合による解雇が減っているという。