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福島県などで震度5弱の地震 気象庁が会見

2017年2月28日 19:20
福島県などで震度5弱の地震 気象庁が会見

 28日夕方、福島県の相馬市などで震度5弱を記録した地震について気象庁が会見した。

 福島県相馬市にある情報カメラの映像では、激しく揺れているのがわかる。

 気象庁によると午後4時49分の地震では、福島県相馬市、南相馬市、楢葉町、双葉町と宮城県岩沼市で震度5弱の揺れを観測した。また、東北地方から中部地方の広い範囲で震度1以上の揺れを観測している。

 気象庁は28日夕方に会見し、今回の地震の規模を示すマグニチュードは5.7、震源の深さは52キロに修正した。この地震は東日本大震災の余震で、震源が比較的、陸に近かったため、広い範囲で揺れを観測したという。

気象庁地震津波監視課、青木元課長「(余震活動は)依然として活発に続いております。余震については引き続き注意していただきたいと思います」

 気象庁は東北から関東地方の太平洋側の余震域では、引き続き強い地震や津波にも注意してほしいとしている。