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厚労省案 屋内は“原則禁煙”例外も…

2017年2月27日 18:29
厚労省案 屋内は“原則禁煙”例外も…

 受動喫煙対策を強化する健康増進法改正案を巡り、30平方メートル以下のバーやスナックを除いて屋内は原則禁煙とするなど、今週、政府へ提示する厚生労働省案の全容がわかった。

 関係者によると、厚労省案では小・中・高校、医療施設は敷地内を全面禁煙に、大学や官公庁の建物内やバス、タクシーの車内は全面禁煙にする。喫煙室は設置できない。

 また、劇場やホテルなどは原則、屋内は禁煙で喫煙室の設置は可能。居酒屋などの飲食店は原則、屋内は禁煙としているが、その一方で広さが30平方メートル以下のバーやスナックは喫煙可能とした。飲食業界の反発をうけて、居酒屋などは喫煙可能とする案も探ってきた。

 厚労省は、この案を今週、政府に提案する方針だが、自民党内では反発は必至で調整は難航しそうだ。