アメリカのＩＴ大手のアップルは建設中の新社屋がほぼ完成し、４月から引っ越しを始めると発表した。

　同じシリコンバレー内で引っ越すアップル本社の新社屋「アップルパーク」は、まるでドーナツのような形をした建物。アップルによると、外壁はガラス張りで屋上には太陽光発電のパネルを設置し本社内のすべての電力を再生エネルギーでまかなうという。また、創業者のスティーブ・ジョブズ氏の名前をつけたホール「スティーブ・ジョブズ・シアター」も造られることになっている。

　１万２０００人の社員の引っ越しは今年４月から始まり、夏にはすべての工事が完了するという。アップルは建設費について公表していないが、アメリカメディアは日本円にして約５６００億円と伝えている。