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プレミアムフライデーで予算案採決見送り

2017年2月21日 15:52
プレミアムフライデーで予算案採決見送り

 来年度予算案をめぐり自民・公明両党は21日、これまで目指してきた24日の衆議院通過を見送る方針で一致した。採決の見送りを決めたのは月末の金曜日に仕事を早く切り上げる「プレミアムフライデー」が24日から始まるため。

 「プレミアムフライデー」は消費の活性化や「働き方改革」の一環として毎月月末の金曜日には午後3時をめどに仕事を切り上げようという取り組みで、今月24日から導入される。

 自民・公明両党の幹事長らは21日朝の会談で、「プレミアムフライデーは成功させないといけない」として、国会や各省庁の職員が関わる国会運営でもプレミアムフライデーに配慮することを申し合わせた。そして、与党がこれまで目指してきた24日の来年度予算案の衆議院通過を見送ることを決めた。

 自民党・竹下国対委員長「プレミアムフライデー、これは初めて内閣がやろうとしている働き方改革の一つの目玉であると、一定の配慮をしなさいという指示が(両幹事長から)ございました」

 一方で、予算案の年度内成立を確実にするため週明けに衆議院通過をはかる方針も確認している。