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暗殺恐れ 金正男氏の息子、英国留学を断念

2017年2月20日 15:37

 マレーシアで殺害された北朝鮮の金正男氏の息子のキム・ハンソル氏が、暗殺の恐れがあるためイギリスへの留学を断念していたとイギリスの新聞が報じた。

 これはイギリスの新聞「メール・オン・サンデー」が19日、報じたもの。金正男氏の息子のハンソル氏は、去年9月からイギリスのオックスフォード大学の大学院に進学する予定だったが、中国当局に暗殺の危険性を警告され、留学を取りやめていたという。

 また北京の関係者は、「北朝鮮は中国を頼りにしているので、暗殺は中国では行わない。しかし、イギリスにいると危険だ」と述べたという。

 ハンソル氏は18日時点で母親や妹とともにマカオにいて、ここ数か月、中国当局の警備が強化されていたと伝えている。