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暴風や高波に警戒を 神奈川・千葉に警報も

2017年2月20日 17:28
暴風や高波に警戒を 神奈川・千葉に警報も

 関東地方などでは南寄りの風が強まっていて、空の便など交通機関にも影響が出ている。気象庁は、21日にかけて暴風などに警戒するよう呼びかけている。

 気象庁によると、発達中の低気圧が日本海にある影響で20日午後、関東地方などで非常に強い南風が吹いていて、神奈川県や千葉県などには暴風や波浪警報が出されている。午後2時までに横浜市で25.2メートル、成田空港で24.2メートルの最大瞬間風速を記録した。

 成田空港では風に巻き上げられた土ぼこりで視界が悪く、航空機が着陸をやりなおす場面が見られた。この強風などの影響で、日本航空では20日午後4時半までに成田空港と羽田空港の発着便、計23便が欠航となった。

 関東地方では夕方以降、前線の通過に伴って南風から北風に変わるが、風が強い状態は21日未明まで続くという。関東地方で予想される最大瞬間風速は35メートルとなっていて、気象庁は暴風や高波に警戒を呼びかけている。