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「今年中に被害者全員の救出を」新活動方針

2017年2月19日 20:41
「今年中に被害者全員の救出を」新活動方針

 「拉致被害者家族会」と支援団体「救う会」が19日、東京・港区で合同会議を開き、「政府に、今年中に全ての被害者の救出を求める」などとする活動方針を決定した。

 北朝鮮による拉致被害者の家族が「家族会」を結成し、活動を開始してから、今年で20年になる。年々、家族や被害者が高齢になる中、家族会と救う会は、「今年中に全ての被害者の救出を政府に強く求める」などとする活動方針を、19日の会議で新たに決定した。

 田口八重子さんの長男・飯塚耕一郎さん(40)「やはり時間がたち過ぎている。焦りではないが、いち早く解決すべきということ」

 拉致被害者家族会・飯塚繁雄代表(78)「節目という言葉があるとすれば、25年の節目、30年の節目というのはあり得ない」

 また、家族会の飯塚代表は今後、安倍首相に面会し、「『具体的にいつまでに解決するのか』強く問いたい」と述べた。