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伝統行事「かまくら」子どもが甘酒振る舞う

2017年2月16日 18:19
伝統行事「かまくら」子どもが甘酒振る舞う

 約450年の歴史がある伝統行事「かまくら」が秋田県横手市で始まった。15日夜は多くの観光客が幻想的な雰囲気を楽しんだ。

 「かまくら」は水神様をまつり、家内安全や五穀豊穣(ほうじょう)などを祈願する伝統行事で、秋田・横手市内には約100基がつくられている。かまくらの中では地域の子どもたちが県の内外から訪れた観光客に甘酒や餅を振る舞う。市内を流れる横手川の河原には地元の中学生や高校生がつくった約3000のミニかまくらが並んでいる。

 この冬は気温が高い日が多く慎重に形を整えながらかまくらづくりを進めたという。

 かまくらは16日夜9時まで行われる。