犯人は6人、ミャンマー人の女拘束と報道も
北朝鮮の金正恩委員長の異母兄弟にあたる金正男氏がマレーシアの空港で殺害された事件で、一部の地元メディアは犯人グループは男女6人組で、そのうち1人が拘束されたと伝えている。
現地の中国系メディア「マレーシア東方日報」が、警察への取材として伝えたところによると、警察は15日朝、金正男氏を殺害したとみられる20代の女を拘束したという。空港の防犯カメラに映っている人物が拘束された女だとしている。
犯人は、ほかに男4人、女1人がいて、2人の女が正男氏を襲撃し、4人の男は空港内のレストランでその様子を監視していたという。
一方、マレーシアの国営通信「ベルナマ」は警察がミャンマー人の女を拘束したと伝えている。ただ、犯行にどのように関わったのかなど、詳しいことは伝えていない。